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「トライアンフ」といえば、伝統を誇る紳士の国、イギリスの老舗バイクメーカー。その歴史は古く、初めてトライアンフとしてのバイクを登場させたのは1902年。
ハーレーダビッドソンが誕生したのは1903年、BMWは1923年にバイクの製造を始め、本田宗一郎が本田技研研究所を起業したのが1946年、さらにヤマハがバイクの製造を開始したのが1955年と、トライアンフは大手メーカーの中でも最も古いと言っていいほど。
さらに、映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」にて、後のチェ・ゲバラたちの冒険の相棒だった、イギリスのバイクメーカー「ノートン」も同じ時期(1902年)にオートバイ製造を開始するなど、バイクの文化はイギリスから発展し、トライアンフはその中心的存在だったという歴史をもつ。
マン島TTレースでの活躍や、第一次世界大戦での英国と連合軍の軍用車として3万台が使用されるなど、その走破性や頑丈さに唯一無二の存在として愛され、トライアンフのアイコンともいえるBonneville (ボンネビル) は、1960年代のロッカーズやカフェレーサーといったサブカルチャーに大きな影響をあたえるなど、バイクのデファクトスタンダードとしての道を歩んできた。
また、多くの有名人の愛車としても知られていて、スティーブ・マックイーンを始め、クリント・イーストウッドから、なんとイギリス王室のヘンリー王子もボンネビルに乗る姿が目撃されているとか。

そんなボンネビルを筆頭とした、トライアンフの2016年に日本で発売されるモデルのメディア向け発表会が行われた。

空冷から水冷へと変化を遂げる、トライアンフの歴史を塗り替えるモデルの発表ともあり、日本国内全てのメディアが集まっていた(これは割と凄いこと)。

お披露目されたのは、革新的な変化を遂げた『ボンネビルシリーズ』の「ストリートツイン」、「ボンネビルT120」、「スラクストンR」、

スポーツモデルである「スピードトリプルS」と「スピードトリプルR」の5台。

そしてなんと、1月に発売された新型の「ストリートツイン」に続き、2月には「スピードトリプルS & R」、3月に「ボンネビルT120」、4月に「スラクストンR」と、毎月新型を投入することを発表した。
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伝統と革新が融合した流麗なヨーロピアンスタイル、毎月新型投入「トライアンフ」の2016年モデル:サトウマキ originally appeared on Autoblog Japan on Sun, 07 Feb 2016 03:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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