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マツダ「CX-8」 のパワートレインは2.2Lのディーゼルのみ。弟分の「CX-5」は、2.2Lのディーゼルに加え、2.0Lガソリンと2.5Lガソリンがラインナップされているのだから、ラインナップが少ないことは明らかだ。
しかも、CX-8はCX-5に比べて長く、車両重量が重くなっている上、フル乗車の乗員の場合最大2名分の体重が加味されるのでさらに厳しい。それではなぜ排気量アップせず、同じ2.2Lディーゼルなのかを伺ってみた。

まず、なぜエンジンのラインナップが1種類なのかという点だが、これは3列シートのSUV市場は月販3,000台程度であり、まずはエンジンは1種類で展開したいという理由とのことだ。CX-8の販売目標は月販1,200台となっており、現在の市場規模のままであればかなり厳しい目標だ。
しかし、充分な3列目の室内空間を確保することで、ミニバン系のユーザーを取り込んでいくということであれば、目標は意外と簡単にクリアできるかもしれない。例えば、スタイリッシュなハリアーのようなSUVを購入したかったが7人乗れないと都合が悪いので購入できないため、ミニバンのアルファードにしよう考えている人などが流れてくる可能性はある。
ちなみに、なぜ2.2Lディーゼルが搭載エンジン候補に挙がったのかということについては、CX-5で採用しているエンジンの中で、一番ハイパワーのユニットであるという点で、まずは2.2Lディーゼルを採用したとのこと。
CX-9は3.5Lガソリンを搭載しているが、日本市場では燃費面や税制などで購入をためらう人もいるだろう。そして、もし、CX-5の2.5LガソリンではCX-8には非力で難しいということであれば、先日発表になったSKYACTIV-Xの搭載も期待したい。そこでCX-8にSKYACTIV-Xを搭載する予定があるのかを開発スタッフに尋ねてみた。
回答は、可能性としての選択肢については持っているリソースの組み合わせの数だけあるが、今後のことについては残念ながらお答えできないとのことであった。
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なぜディーゼルモデルのみの設定!? マツダ「CX-8」に搭載されたディーゼルエンジンの進化とは!? originally appeared on Autoblog Japan on Sat, 16 Sep 2017 21:00:00 EDT. Please see our terms for use of feeds.
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