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スポーツワゴンとSUVの融合。ボルボで言えば「クロスカントリー」。アウディで言えば「オールロードクワトロ」。このスタイルのモデルが秘かに増殖中である。


このスタイルとはつまり、クロカンスタイルの無骨なモデルを都外に引きづり出したものではなく、質感の高いステーションワゴン、もしくはスポーツワゴンの車高を上げるなどして、アウトドアにエリアに足を伸ばしたモデルのことだ。

クロカンから端を発したSUVがもはや、羽をもがれたようにスポーツ度を失いつつある。生息地が郊外から都会に移り変わり、それに伴って圧倒的な走破性などが求められなくなった。すべてではないものの、その傾向にある。

そんな時代の潮流の間隙に楔を打つのが、こういったスポーツワゴン+SUVなのだろうと思う。
ボルボはV40クロスカントリーに継ぐ2車種目として「V60クロスカントリー」をデビュさせた。ラインナップが充実したことにより、一気に時代の流れが変わりそうな予感がする。


気合いを感じるのは、新世代のクリーンディーゼルエンジンをラインナップに加えていることだ。搭載するエンジンは、「T5 AWD SE」モデルに2.5リッター直列5気筒のガソリンエンジンを押し込み、「D4 SE」モデルに、2リッター直列4気筒ディーゼルターボを積む。D4は残念ながらFF仕様となるものの、ガソリン搭載車が6速ATを採用するのに対して、8速ATという贅沢なミッションと合体されているのが特徴だ。
今回,焦点を当てたのは、話題のクリーンディーゼルを搭載する「D4 SE」である。
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【試乗記】VOLVO「V60」、かつてのフライングブリックを知る身としては、格段に洗練された印象を受ける:木下隆之 originally appeared on Autoblog Japan on Sun, 18 Oct 2015 23:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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